Arte
 ソフィア王妃芸術センターでは、リヒテンシュタイン展が行われていて、人気がありました。私は"ゲルニカ"に逢いに。ゲルニカとの出会いは高校生の時、アート系映画上映会で見たアラン・レネの短編映画、ナレーションが「天井桟敷の人々」のマリア・カザレスだと知ったのは後のことでした。同日見た「ふくろうの河」「アンダルシアの犬」「僧侶と貝殻」と共にこんな世界があるんだと強烈な印象を受けたのを覚えています。それもあってか本物ゲルニカを前にした時、あの日のような感動はありませんでした。映画で説明されすぎてしまったのかもしれません。センター内ルイス・ブニュエルのコーナーでは「アンダルシアの犬」「黄金時代」を見ることが出来ました。「アンダルシアの犬」って不条理劇だったんだと改めて感心。
 ここはカメラ撮影一切禁止。そこも好きです。そして近代美術とお土産物屋のセンスの良さが光ってたように思います。あ〜何か買っとくんだった・・・。
Caminando
 職場で取ってもらったHotel Carton から自費で泊まる安めのホテルへ。今考えてみると朝食がついていないし部屋に入るのにいちいちホテルの人に開けてもらう(キーは渡してくれない)のはかなり面倒かったし、もっと安いところがあったかもしれません。家族経営のこのホテルは質問したことに対する受け答えがとても親切で、特におばあちゃんは私がどこどこへ行きたいどう行くのか?と聞くと必ず"Caminando,Caminando,," 歩けるわよ!と詳細に道順を教えてくれました。普段は決して歩くこと無い距離だけど外国では景色が違うから歩けるんだな〜と思いました。ティッセン・ボルネミッサ美術館からも近くていいところでした。近くのバルで念願のconejo(うさぎ)も食べました。

スペイン名物オマケ付雑誌。歩いてて見つけました。サングラスがついてた雑誌もありました。



Hotel Cartonの豪華朝食のいちぶ。予約が朝食抜きだったので宿泊最終日一回しか食べませんでした。2000円くらい。
 

ホテル近くのバルで食べたチューロスとショコラテ、2ユーロくらい。何故かオレンジジュース付。チューロス美味しかった。
Chinchón
 かれこれ12年前、絶対パラドールに泊まるのだと張りきって予約したのがチンチョン。闘牛場でもあるマヨール広場を中心に拡がるちっちゃな村のPARADOR DE CHINCHÓNはマドリからバスで40分くらい。かっては修道院だったところです。庭にイチジクの実がなっていて、アメリカ人らしき泊り客が取って食べているのをじ〜っと見てたらおすそ分けしてくれました。回廊も素敵です。
 あの時は偶然フィエスタで村は一晩中陽気に騒いで、ホテル向かいのバルCasa Lozanoで夕食をとった私と友人はスペイン語を知っているかどうかお構い無しにいろんな人に話し掛けられました。
次の日早朝、マーチングバンドの音で目が覚めたら、大きなお人形の行進。しばらくの静寂の後、牛の大群がざ〜っと走って来て、牛追い祭りみたいに男の人達が牛に挑んで凄い迫力でした。パラドールに泊まれるからと偶然行った村でとても楽しい時を過ごしました。 
 

12年前。犬お断りらしい。
 さてチンチョン、いつもの通り迷いに迷って歩いていたら悪ガキに追っかけられました。追っかけられてたどり着いたのがマヨール広場、点在しているバルはどこも賑やかでお客さんのひとりが写真を取ってあげると言ってくれ、撮ってもらったのですが写真は私の顔が闇にぼぅ〜っと真っ暗で広場の明かりがポツポツ映っているだけ。やっぱり昼間来れば良かったと思いました。

 12年前入ったCasa Lozanoはお店の中にも外にも人が溢れていましたが、今回はお店の中にはご主人とカマレロさんがいるだけでお客さんたちは店の外のテーブル席にいました。前に来た時の写真を見せたら「変わったな〜」と自分の頭を撫でて「amiga 一緒か?」と聞くので「Sola」と答えたら"SolaSola"可哀想に〜って・・・。Solaって寂しい言葉だったんですねぇ〜。

吼える悪ガキにデジカメ攻撃。自然と手ブレ。

注いでもらったビールおいしかったっす。


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